○宮崎県障がい者スポーツ協会は、障がい者スポーツの普及推進と社会参加を応援しています。
障害者スポーツは、昭和39年に開催されたパラリンピック東京大会を契機に大きな広がりを見せました。
昭和40年より国民体育大会秋季大会の直後に行われるようになった全国身体障害者スポーツ大会は、リハビリテーションの成果を発揮する場として、また社会参加への意欲を高める場として全国に認知され、身体障害者のスポーツ参加を促進させました。
その後、障害者専用のスポーツセンター等の開設により、身近な地域でスポーツを行うことができるようになるなど、「楽しみ」としてスポーツ活動が促進されていきました。また、スポーツセンターを中心に様々なスポーツクラブが誕生・発展し、競技スポーツに参画する障害者も多く見られるようになりました。
平成13年には、平成4年から開催されてきた全国知的障害者スポーツ大会(ゆうあいピック)と全国身体障害者スポーツ大会を融合し、「全国障害者スポーツ大会」と名称を改め開催されるようになりました。
精神障害者のスポーツの振興については、バレーボール競技を中心に広がりをみせ、平成13年には全国大会が開催されるようになり、翌年より全国障害者スポーツ大会のオープン競技として実施されるようになるなど発展を遂げています。さらに卓球競技は、令和元年度の第19回全国障害者スポーツ大会より正式競技になりました。
令和3年の第21回三重大会より「ボッチャ」が正式競技となりました。
宮崎県障がい者スポーツ協会の事業内容
1 宮崎県障がい者スポーツ大会の開催
障がい者スポーツの祭典であるこの大会を通して、障がいのある方の社会参加の推進と県民の障がいに対する理解を深めることを目的としています。
日頃の練習の成果を力いっぱい発揮すると共に、仲間との交流を楽しみましょう。
2 全国障害者スポーツ大会への選手及び役員の派遣
3 障がい者スポーツ選手の競技力向上を図るための対策
4 障がい者ポーツに関する相談及び指導
5 障がい者スポーツの指導者の養成
6 障がい者スポーツ教室の開催
7 障がい者スポーツの調査研究
8 障がい者スポーツ大会参加の助成
9 障がい者スポーツクラブの育成
10 全国障害者スポーツ大会開催準備事業
11 その他目的を達成するために必要な事業
(1) 出前講座
市町村を対象にしたスポーツ教室のほかにも、学校・施設などに協会職員や公認障がい者スポーツ指導員が出向き、スポーツの指導を行います。障がいのある人もない人も一緒にスポーツで汗を流しましょう。
(2) スポーツ用具の無償貸出
当協会には、フライングディスク、アキュラシーゴール、ボッチャ(ボール、ランプ)、カローリング、ディスゲッター、卓球バレー、スカットボールなどたくさんのレクリエーション用具があります。 用具の写真
詳細は当協会へお問い合わせください。