スポーツを通じた共生社会実現事業

宮崎県障がい者スポーツ協会は宮崎県保健福祉部障がい福祉課の委託を受け、これまでも性別や年齢、障がいの有無等にかかわらず、だれもがスポーツを楽しむことができる環境を整備したり提供したりすることで、スポーツによる共生社会の実現を目指してきました。

しかし、障がいのある方が身近な地域でスポーツを実施する場や様々な人がともにスポーツを楽しむ環境が十分整っているとは言えません。また、2027年に宮崎県で開催される全国障害者スポーツ大会に向けての機運の高まりは見られる反面、大会後の本県の障がい者スポーツの振興・発展については、まだまだ検討課題が残されています。

そこで、昨年度まで行ってきた「みんなで参加!パラスポーツステップアップ事業」を引き継ぎながらも、さらにスポーツを通じて共生社会の実現を目指すことを目的として、本年度より「スポーツを通じた共生社会実現事業」を展開していきます。

具体的には、次の3つの取組です。

1 共生スポーツ大会の実施

主管競技団体が中心となり、障がいのあるなしにかかわらず、誰もが参加できる「共生スポーツ大会」を開催します。大会に参加し競技等を通じて、スポーツの楽しさを体験するとともに、県民の障がいに関する理解を深め、障がい者の社会参加の推進に寄与することを目的としています。

2 指導者育成及び実技講習会の開催

全国障害者スポーツ大会で実施される障がい者スポーツ特有競技(6競技)だけでなく、全ての全国障害者スポーツ大会実施競技において、県内外の優秀な指導者を招聘し、講習会を実施することにより、パラスポーツ指導者の指導力アップと本県選手の競技力向上を図ることを目的としています。

3 有資格者(指導者等)育成・スキルアップ講習補助事

県内のパラスポーツ指導員や全国障害者スポーツ大会実施種目の競技団体に加入している者、県内の総合型地域スポーツクラブスタッフ等を対象に、パラスポーツ指導員やスポーツコーチ等の資格を取ったり、さらに上の資格へのスキルアップを目指したりするための講習会受講費用に対する助成をします。

投稿日:2022年9月6日 更新日:

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